【デュエマ】終焉の悪魔神 10枚改造

今日ちょっと特殊ルールの大会に参加させてもらったので、久しぶりにデュエマの記事を書かせてもらいます。

 

ルールは今年8月に販売されたマスクロデッキ『精霊王の創世』『終焉の悪魔神』のどちらかを使用し、10枚きっかり入れ替えると言うもの。ようは『スーパーデッキゼロデュエル』です。

大学で行なわれた、身内&後輩を誘って企画された小規模な大会でしたが、9人も出場しました。

 

僕は『悪魔神』を改造したデッキで出て準優勝。最後の最後に徹底的にメタった『精霊王』に負けました。

 

成績

1回戦 悪魔神 ◯✕◯ VAN投げて勝ち。

2回戦 悪魔神 ◯✕◯ VAN投げて勝ち。

勝戦 精霊王 ✕✕ どっちも初動引けなくて何も出来ずに押し負け。

 

魔神』のデッキを選んだ理由

"デュエルマスターズ"というカードゲームで勝つには「自分の理想の動きをして勝つ」か「相手に理想の動きをさせず勝たせない」のどちらかをする必要があります。

もし、お互いに「自分の理想の動きをして勝つ」をしたらどうなるでしょうか。じゃんけんで勝った方が先に理想の動きをしやすいですよね。

下は相手に理想の動きをされた場合の例です。

 

先に《アルファリオン》を出された場合

・『精霊王』……《天門》を唱えられず、素出しするにも《アルファリオン》が最低15コス(複数アルファリオンが並んでいればもっと上がる)になるのでフィニッシャーの確保が難しい。

・『悪魔神』……《聖域》《神域》を唱えられず、素出しするにも《バロムクエイク》が最低15コス(同上)になるのでフィニッシャーの確保が難しい。

・呪文を封殺されるので、両者ともトリガーからの逆転が難しい。

 

 先に《バロムクエイク》を出された場合

・『精霊王』……《アルファリオン》の進化元が全滅。《天門》で出したクリーチャーは全てマナに行く。《アルファリオン》のG0も使用できないので、フィニッシャーの確保が難しい。実質《天門》が無効化されるためトリガーからの逆転が難しい。

・『悪魔神』……《聖域》《神域》でクリーチャーを出したところで全てマナに行く。《バロムクエイク》を素出ししたところで準バニラになる。フィニッシャーの確保及びフィニッシャーに役割を持たせることが難しい。

 

 

この環境は上のように理想の動きをして先にフィニッシャーを出すと相手のフィニッシャーを潰せるという環境です。

簡単に言えば「先にアルファリオンを出されれば『精霊王』、『悪魔神』は機能しない」「先にバロムクエイクを出されれば『精霊王』、『悪魔神』は機能しない」となります。

 

言ってしまったらじゃんけんで負けてしまったら「自分の理想の動き」をする前に負けてしまう可能性が上がるということです。

 僕はじゃんけんで負けても勝てるように、10枚という制限されたカードに「自分のデッキをうまく回すカード」ではなく「徹底的に相手を妨害しメタるカード」を選ぶことにしました。

 

ではなぜ『悪魔神』を選んだか。それは、相手の妨害をしやすいデッキカラーだったからです。

「10枚のメタカード」を積むために「黒緑」というカラーリングが最適だったからで、結果的に『悪魔神』を選んだということになります。「10枚のメタカード」が積めるんだったら別に『精霊王』でもよかったわけです。

それについてはこれから詳しく書こうと思います。

 

まずそれぞれのデッキの特徴を上げてみましょうか。

 

『精霊王』は「白青」というカラー。『白青天門』の流れを汲んでいます。

青でハンドを稼ぎ、得たハンドアドバンテージを"とにかく高コストのブロッカーを《天門》で踏み倒し消費する"ことに特化したデッキです。

後発のカードに対する強力なロックはできるが、既に場にいるクリーチャーには干渉できないという《アルファリオン》の欠点を、横に並んだブロッカーで止めるという、非常に戦略に噛み合った方法でカバーしています。

逆に言えばそれだけ。既に場にいる相手に直接干渉する手段に乏しいです。

言ってしまえば《天門》というカードに頼りきったデッキです。

必然的に《天門》と相性のいいカードを入れることにことになるでしょう。つまり「相手の妨害をする」カードを入れることは難しいということを意味します。

 

次に『悪魔神』。「黒緑」という『ターボドルバロム』の系譜を継ぐデッキです。

『悪魔神』はマナを伸ばして、数ある高コストフィニッシャーを状況に応じて投げることができます。

各種《バロム》は強力な全体除去を放つことで場のリセットができますが、後から出てくるカードへのロックが難しく、更にデッキの性質上、横にクリーチャーが並びづらいという欠点がありました。

一方で、特定のカードに頼りきっている訳でもなく、「相手の妨害をする」カードを自由に採用できるように見えました。

 

対『精霊王』

まず天門系列に対する答えとして《黒マグ》《赤マグ》《単マグ》《エンテイ》《ヤドック》といった優秀な踏み倒しメタが上がりました。これらのカードは「相手が天門を打った」という事実を”無かったことにする”ことができます。

 

とくに「エンテイ」は相手に一方的な踏み倒し禁止を押し付ける強力なカード。ぜひ入れたい。

しかし、今回選べるデッキの色の組み合わせは「白青」と「黒緑」のどちらか。最高でも4枚しか詰めないカードのために赤を10枚追加することは避けたかったため、この時点で赤マナを必要とする《赤マグ》と《単マグ》、《エンテイ》は選択肢から消えます。

 

次に選択肢に上がったのは《黒マグ》です。このカードは《エンテイ》と違って黒単色。

自分の踏み倒しをも妨害するデメリットが存在しますが、そもそも自分はコスト踏み倒しをするつもりがなかったのでそのデメリットは無いも同然、誤差です。

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トリガーに反応して相手の場を壊滅させることが出来るのも他のメタカードには無い利点です。

《ヤドック》も緑単色でありながら、場に出させることすら許さない強力なカードなのですが、マナが伸ばしてしまうデメリットがあり、『悪魔神』に対して強く出れません。

一方の《黒マグ》は《聖域》や《神域》に対しても役割を持つことができ、『悪魔神』に対しても腐りません。

《黒マグ》を採用するのに『悪魔神』は色もちょうどよく、2ターン目の初動から繋げることで3ターン目に出すことが出来るため、「黒マグ」を採用した『悪魔神』を使う前提で考えを進めました。

今回のようにデッキが縛られ、気軽に除去出来る手段が少ないのもこの手のシステムクリーチャーの強さを際立たせます。

とにかく引き込んで出したいカードだったので4投。

 

対『悪魔神』

次に思い至ったのはミラー対決、対『悪魔神』です。

《黒マグ》で止められるのは踏み倒しだけのため、『悪魔神』相手に純粋にマナを伸ばされると厳しいものがあります。

また《クエイク》VS《クエイク》、《ドルバ》VS《ドルバ》の構図になると後から出たカードが実質バニラになってしまい、先に出したもの勝ちです。

 

実に非合理的で不毛だと思いませんか?(誰だよ)

 

ようは「後出しでも強く」て「バロムレベルの全体除去」をして「場に出た後もお仕事がある」1枚で「ゲームエンド」まで持っていけるカードを使えばいいのです。

僕が求めていたのはそんな”強いカード”です。

しかしそんな都合のいいカードがあるわけ……

 

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あっ! あぁあぁあああぁぁあーーーーーーー!!!!!! お強い!!!!! 相手に何もさせないの気持ちいい!!!! イクイクイクイク!!!!!! 僕が求めていた"強いカード"はこれ!!! ヌッ!(発作)

 

 

 

 

はい。

 

《VANベートーベン》と言うカードは「コマンド」と「ドラゴン」に対して投げればほぼ勝ちが決まるカード。

「コマンド」「ドラゴン」を使ってくる対戦相手のすべての戦略を否定しますが、しかし「コマンド」「ドラゴン」以外のカードを使ったデッキには遅延以外の意味をなさないです。

残念ながら今回は見送りですね。不採用通知を送りましょう。

 

株式会社黒緑クエイクのセロリと申します。

先日は、当社の社員採用試験(最終面接)にお越しいただきありがとうございました。

厳正なる選考の結果、誠に残念ではございますが、今回は採用を見合わせていただくことになりました。

ご希望に添えず恐縮ですが、なにとぞご了承くださいますようお願い申し上げます。

つきましては、ご応募に際し、お預かりしましたテキストを返却いたしますのでご査収ください。

多数の企業の中から当社に応募いただきましたことに感謝するとともに、VANベートーベン様の、より一層のご活躍をお祈り申し上げます。

 

 

 ん??????

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なんでこいつらわざわざメタられにきてんのwwwクッソワロタwww

 

 

 

 

はい。

 

VANさんすいませんでした採用ですね。

 

「強いエンコマを出す」「強いデモコマを出す」ことを目的としたこの大会では対戦相手のデッキそのものを否定します。

この場において「強いエンコマを出す」「強いデモコマを出す」ことが”デュエル・マスターズをしている”ことを指し示すなら、このカードは対戦相手から”デュエル・マスターズをする"という権利を剥奪する。

対戦相手に封印をつける(対戦相手が封印されている間、両プレイヤーはその対戦相手を無視する)。

対戦相手を”壁”にする。

対戦相手を”無かったこと”にして勝利だけが結果として残る。

それがこのカードです。

 

すいません盛りすぎました。でも普通に「お強いw」カードなのは事実ですよね?

仮にコイツを除去しようにも手札に戻るため、相手の動きを確実に遅らせます。「エンコマ」と「デモコマ」がはびこるこのルールに置いて敵がいません。無敵。

11コスト払う価値はある。まさにゼニスの名が相応しい。

枠の関係で《ピクシーライフ》を積んでいない&引きたいので4投です。

 

《VANベートーベン》と《マグナム》の採用。これは『精霊王』には決してできないことです。

 

これで序盤は《黒マグ》、終盤は《VAN》に任せることが出来ます。

余った2枠には、シンプルに強く、中盤の相手のリソースを刈り取れる《ダークマスターズ》を採用。

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こうして出来上がったのが次のレシピです。

 

ッキレシピ

『黒緑クエイクtVANマグナム』

闇文明

1 x 悪魔神ドルバロム

3 x 地獄門デス・ゲート

3 x デーモン・ハンド

2 x 死神の邪剣デスライオス

 

自然文明

2 x 社の死神 再誕の祈

2 x 母なる星域

1 x 再誕の社

4 x 霞み妖精ジャスミン

 

多色

2 x 悪魔神バロム・クエイク

2 x 月の死神ベル・ヘル・デ・スカル

2 x 大地と悪魔の神域

4 x ダーク・ライフ

2 x 腐敗無頼トリプルマウス

 

追加したカード

4 x 百発人形マグナム

4 x 「修羅」の頂 VAN・ベートーベン

2 x 悪魔龍 ダークマスターズ

 

採用理由

悪魔神バロム・クエイク
悪魔神ドルバロム
「修羅」の頂 VAN・ベートーベン

フィニッシャー。

基本的に投げるのはVAN。状況によってこれらのカードを使い分ける。

 

霞み妖精ジャスミン
ダーク・ライフ

初動。

ダークライフで最速。

 

社の死神 再誕の祈
再誕の社

最速に必要。

いかにダークライフと一緒に初手に握れるかでプレイングがお上手かどうかがわかる。

 

月の死神ベル・ヘル・デ・スカル

最強の回収札。

コイツのせいでピクシーライフの採用を見送ってしまった。

僕「ゆーてこいつでVAN回収出来るっしょ」

 

死神の邪剣デスライオス

軽い除去カード。並べられると弱いため3→2に減量。

 

母なる星域
大地と悪魔の神域

10マナ貯めなきゃバニラ。しかもこれで出したいような進化クリーチャーがいない。

つまり弱いカード。

仮に出したいカードがあってもマグナムの邪魔をするだけ。

基本手札に来たらマナに置く。

MTGでハンドに土地来たらマナに置くよな? それだよ。

(トップで引いたら強いよね)

 

腐敗無頼トリプルマウス

三つの口が描かれたイラスト、通称『品』。

リソースを削りながらダクマに繋がるのでお強い。

 

百発人形マグナム

天門殺したいので4。

むしろこのカード積むために『悪魔神』を選んだまである。36枚のカードの集まりにこのカードを4枚積んだと言うよりは、4枚のカードに36枚のカードを積んだと言っても過言ではない。実は黒緑マグナム

デッキコンセプトになったと言う点ではドギ剣と同じだし、実質ドギ剣。

 

悪魔龍 ダークマスターズ

中盤のリソースを刈り取る。強いカード。

ちなみに7マナ貯まる頃には『悪魔神』のハンドは0です。ハンド枯れてる相手にこのカードは弱いな?

弱くも強くもないしので2。

 

地獄門デス・ゲート
デーモン・ハンド

トリガー。アルファリオン下で積むとは言えアルファリオンを出させないので誤差。

 

動き

メタ張って妨害しつつ自分は好き勝手する理想の動き

2ターン目 ダークライフ 3マナ

3ターン目 マグナム 4マナ

4ターン目 品トリプルマウス品 6マナ

5ターン目 ダクマ

 

最速

2ターン目 ダークライフ 3マナ

3ターン目 社 6マナ

4ターン目 ダクマ

 

ダクマ出した後は適当に盤面キープしながらマナ伸ばしてVANを投げる→勝ちで✋